狙われた街 第8話
脚本:金城哲夫 特技監督:大木淳 監督:実相寺昭雄
ウルトラセブンが昭和の特撮番組で最高傑作と称されることが度々あるが、この第8話は、その要因と思われるストーリーであろう。
また、いくつかの有名なシーンも数カットある。
登場怪獣=メトロン星人
地球侵略をもくろんだ宇宙人の中ではもっとも「ばんから」な宇宙人。
外見も大変特徴的で、地球の魚類に似ている。
宇宙ケシ(ゲシ)をタバコに仕込み、自販機で販売させた。
そのタバコを吸引した人間は発狂してしまう。
人によって発狂したままと一時的な発狂と個人差があるようだが、フルハシ・ソガ隊員は比較的軽度な症状で済んだようだ。(両隊員については後述)
薬物をつかって人間を発狂させるあたり英国人の帝国政策と似ていると言えよう。
「我々にとって君(ウルトラセブン)を倒すことは問題ではない。だが同じ宇宙人同士傷つけあうことは愚かなことだ」と大口を叩いたものの、セブンには簡単に負けてしまう。またウルトラホークⅠ号に宇宙船も撃破されてしまう。
見どころ
真昼の銃撃戦
メトロン星人の宇宙ケシを吸引して幻覚症状を起こした青年が、市街地でライフルを乱射。
なんか、リアルだなぁ・・・。
アンヌの苗字が明らかに!
友里さんでした!
セブンの格闘経過
セブンの格闘史上屈指の名シーンと言える有名な見せ場。
夕陽をバックに互いに助走をしてすれ違う、まさに時代劇のようなシーン。
最期は飛行して逃亡を図るメトロン星人にアイスラッガーで撃破。
ゴドラ星人撃破とよく似ている。
TDFの戦果
TDFの損害及び隊員の負傷者状況
フルハシ 右大腿部にライフル弾を被弾。宇宙ケシによりこん睡状態に陥る。
ソガ 宇宙ケシによりこん睡状態に陥る。
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