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怪しい隣人 第10話

監督-鈴木俊継 脚本-若槻文三 特技監督-的場徹

登場怪獣=イカルス星人
 地球侵略にあたり、異次元コントロールマシンを製作。
四次元空間を前衛基地として、攻撃を計画した。
円盤からの怪光線で東京のコンビナートを攻撃して大打撃を加えた。
 巨大化してからのイカルス星人の戦闘能力はあまり高いとは言えないが、
異次元空間を現出させる異次元コントロールマシンを作製できる科学力を考えると、
そうとうな高等生命体だと考えられる。
格闘時は至近距離でのテレポーテーションができる。
だが、ゼットンのような鮮やかなテレポーテーションではない。
 また、上半身から無数の針状の怪光線を発し、山の木々を燃やし尽くした。

見どころ
現代にこのままデビューさせても、
十分にブームが起きるように感じるのだが・・・。
アンヌ隊員の画像をアップしたたげで、
アクセスが増えてしまうから、本当に驚く。。。

 

 

 

あの鬼田、三たび・・・
前作『ウルトラマン』の〝11.宇宙から来た暴れん坊
でギャンゴを生みだした極悪人・鬼田が
今度はイカルス星人として、2ヶ月ほど前から、
別荘で異次元コントロールマシンを造り、
地球侵略を企てていた。
 彼は鬼田としてだけではなく、
30.まぼろしの雪山〟では
名前も変えてベテランの猟師を装ったこともあった。
この時も少女を猟銃で射殺しようとする。
相変わらず悪いことばかりする人間だった。
今後も、この男には注意してゆかなければとても危険だ!

セブンの格闘経過
 
四次元空間から脱出したダンはウルトラセブンに変身。
イカルス星人も巨大化して、いよいよ一騎打ち!
ところが、円盤が怪光線を発して横槍をいれてくる。
円盤はウルトラホークⅠ号に追尾され、その場を離れて行った。
 セブン、イカルスを巴投げするもイカルスしっかり着地して、怪光線を発して反撃。
セブン、怪光線を避けてアイスラッガーを放つ。
イカルスは腹部にアイスラッガーの打撃を受け、
その御セブンの念力で山の向こうまで飛ばされて、
滑落のダメージのためか絶命。

TDFの戦果
ソガ隊員 
イカルス星人の円盤をホークⅠ号が追跡。
宇宙空間でホークⅡ号のソガ隊員と合流。
ソガ隊員が円盤を見事撃墜に成功

TDFの損害及び隊員の負傷者状況
ナシ

気になるナレーション
 みなさん、あなたの隣りのウチには怪しい人はいませんか?
地球は狙われています。
もし、怪しい人に気がついたら、地球防衛軍までお電話下さい。
ひょっとすると、あなたの隣人は惑星から来た宇宙人かも知れないのです。 

 



アンドロイド0指令 第9話

監督-満田かずほ 脚本-上原正三 特技監督-的場徹

登場怪獣=チブル星人
ウルトラセブンに登場する宇宙人で、
高等な頭脳や科学力をもつ者は、頭がデカいことが多い。
第1話のクール星人も同様のタイプと言えよう。
どちらも、自身の戦闘能力は非常に乏しく、
ウルトラセブンにすぐ撃退されてしまう。
チブル星人も、攻撃らしい攻撃は一度だけ体当たりができただけ。
 アンドロイド0指令計画もTDFとウルトラセブンの活躍によって頓挫してしまった。
最期はセブンのエメリウム光線によって溶解してしまった。 

見どころ
アンドロイド少女 ゼロワン
普段はデパートのマネキン人形らしい。
だが、その美貌でフルハシはデレデレしてしまうし、
逃げる時の速力は人間以上。
手からは怪光線を発し、ドアを破壊するほどのパワーをもっている
スーパーアンドロイドなのだ。
アメリカ科学情報局(OSI)が造った
バイオニック・ジェミーを凌駕するかも知れない
超高性能アンドロイドである。
 唯一、デレデレしたフルハシをダンと誤認して、
暗殺に失敗した汚点が残るのだが・・・。

アンドロイド0指令
子どもたちにおもちゃと通信機を渡し、
午前12時に作戦開始を計画していた。
おもちゃは実践でも殺傷能力を発揮する高性能の武器であり、
子どもたちによるクーデターを目論んでいた。
 おもちゃが本当に武器にならない!と決めつけたソガ隊員に、
実際の攻撃を加えて見せたりもした。
チブル星人曰く「強力な武器」とのことだが、
ガラス製のショーケースさえも破壊できなかった。。。

つまり、子どもが遊ぶ爆竹以下の破壊力なのかも知れない。
怖れるに足るのはアンドロイド少女ゼロワンだけのようだ。

セブンの格闘経過
チブル星人アンドロイド少女 ゼロワンも、
ウルトラセブンに変身する前のモロボシダンには積極果敢に攻撃を加えようとするが、
人間大セブンの姿を見ただけで戦意を喪失してしまう。
 チブル星人もアンドロイド少女 ゼロワンもエメリウム光線に破れてしまった。

TDFの戦果
特にナシ

TDFの損害及び隊員の負傷者状況
 フルハシ
 感電によって恐らく火傷を負った。
 ソガ    おもちゃの武器で右足に軽症を負う。 



特撮がヤバいことになった! [忘備録]

本日'07年11月25日付け朝日新聞朝刊の25面の記事。
 昔の円谷作品に慣れ親しんできた人間にとって、ある意味屈辱的な記事であった。
記事の骨子は
円谷プロが資金難のため、
 CM制作会社TYO傘下に入った。

資金難の原因として、同族経営の弊害と、
 ミニチュア撮影による経費がかかっていた。

今後はミニチュア撮影から
 撤退し、
CGによって作品を制作してゆく。

などであった。

同紙によれば、円谷プロの親会社となったTYO吉田博昭社長が会見の際、
円谷プロは同族経営が続き、共同体と企業が混同されていた
うんうん・・・それは言えるよなぁ。
ところが、ミニチュア撮影について氏は続けて
リアルでないし、『チャチさがいい』と言うのはオタク。あまりにも少数の異常な愛着にこだわってはいけない」「今後は安価に短時間で仕上がるCGなどをフル動員してかっこいいものを作りたい
などとノタマッタ模様。
 はあ?なに寝言言ってるの!
二の句も出てこなかった。
確かに80年代90年代の円谷プロの企画はコケまくっていたように思えたのが個人的な感想。
そして一族経営の典型のような運営は、過去の作品の著作権を振り回し円谷ファンを落胆させるような商売ばかりであったように思う。
この『ウルトラセブンのブログ』や前作『ウルトラマンのブログ』も著作権対策として、アフィリエイトの広告扱いという手段をとってヒヤヒヤしながら掲載しているくらいだし・・・。
この問題について書き始めるとダラダラ長くなってしまうので割愛するけれど、円谷プロには「なんだか先代の遺産で食ってる」的な印象がどうしても拭えなかった。だから氏の指摘はどことなく共感できた。
 しかし、「リアルでないし、『チャチさがいい』と言うのはオタク。あまりにも少数の異常な愛着にこだわってはいけない」「今後は安価に短時間で仕上がるCGなどをフル動員してかっこいいものを作りたい」とは・・・。
新しい媒体が古い媒体を否定するのは、世の常とはいうものの、これはなんと言う台詞であろうか!
それでは絵画家に、絵画はリアリティのない、あまりにも少数の異常な愛着だから、写真を撮れ!
とマネーパワーをもって命令しているのと変わらないではないか!(ちょっと意味合い違うけれど…)
氏の発言は暴言にも値しない。
寝言としか考えられない。
氏の頭脳は会見途中からきっと寝てしまっていたのだろう。

 ウルトラシリーズのファン層がどんなところにあるのか、氏は知って言っているのだろうか?
どの世代や層をターゲットにあのような戯言を言っているのか理解に苦しむ。

 これだけ的外れな見解しか持っていない寝言人物が、円谷プロを傘下におさめてしまったのだから、円谷プロはこれから受難の時代が続く訳だ。
確かに、特撮一本で制作を続けてゆける時代ではないだろう。
また私はCG(もしくはOG、以下CGで表記
)技術を否定している訳でもない。
新作はあまり見ていない小生であるけれど昨年の『ウルトラマンメビウス ウルトラ兄弟』では特撮とCGの融合がずいぶんと開けてきたなぁ・・・みたいな感想をもった。
新しい優れたものは積極的に取り入れる!といった姿勢は大切だろう。
けれど、あの寝言男はCGだけでかっこいいものが出来ると本気で思っているようだ。
将来的には可能かも知れないが、今現在の技術でよくまあそんな大言壮語ができたものだ。
今のCG技術だけでウルトラマンシリーズを継承する作品を制作するのであれば、それこそあまりにも氏の「少数の異常な愛着にこだわり」でしかない。
例えば『ウルトラマンメビウス ウルトラ兄弟』の初代ウルトラマンAタイプマスク
またUキラーザウルスとウルトラ兄弟との最後の格闘シーン。
アレどう見てもゲームの画面だろ。
結局、今のCG技術だけにたよって制作したら、あんな程度だった。
あの程度がリアルでかっこいいと寝言男は思っているようだが・・・。
 我々はあのような画面を見て、それでも「CGでよくあそこまで作れたなあ」という感想をもつ。
寝言男は「ミニチュアでよくあそこまで作れたなあ」という感想をもつであろう。
であるならば、見ている側の我々にも寝言男にも「少数の異常な愛着」が存在していると言えるのではないか!
寝言男のこだわりも結局は「少数の異常な愛着」でしかないのだ。
 おそらく寝言男にはネットでの反響など耳に入らないであろう。寝ちゃっているから。。。
マネーの話題にならないと目を覚ましたような思考ができないのだ。
せめて寝言男は寝言を言ってないで、正直に「安く制作させて儲けたい!」とホンネを言えよ!
かっこいいもの(寝言男の個人的な美意識)ではなく、良い作品をつくることを考えてくれよ!
制作費と儲けばかり考えてウルトラマシリーズをつくっていったら、もっと人気が落ちてしまう。
寝言男は体験しなてみないとわからないだろうが・・・。

 
ウルトラ兄弟、TYOの社長を倒してくれー
本当の敵はヤプールではなく、TYOマネー星人なのだから!



時差ボケのまま第9話

 前作ブログ『ウルトラマンのブログ』が終わり、こちらの『ウルトラセブンのブログ』に移ってから、なにかと海外に出かける仕事ばかり続いてしまい、予定がだいぶくるってしまいました。

 目標にしている「ウルトラマンタロウ」最終話がいつになるか、まったくわからなくなってしまっています。

先先週くらいだったでしょうか、平日の午後にサスペンスドラマの再放送がされていて、その中でかなり恰幅の良くなったイデ隊員が出演されていたのを見て、驚きました。

 その太り方、40年前の映像からすると信じられないほどでした。
ご健康なのだろうか?



狙われた街 第8話

脚本:金城哲夫  特技監督:大木淳  監督:実相寺昭雄

ウルトラセブンが昭和の特撮番組で最高傑作と称されることが度々あるが、この第8話は、その要因と思われるストーリーであろう。
また、いくつかの有名なシーンも数カットある。

 登場怪獣=メトロン星人

地球侵略をもくろんだ宇宙人の中ではもっとも「ばんから」な宇宙人。
外見も大変特徴的で、地球の魚類に似ている。
宇宙ケシ(ゲシ)をタバコに仕込み、自販機で販売させた。
そのタバコを吸引した人間は発狂してしまう。
人によって発狂したままと一時的な発狂と個人差があるようだが、フルハシ・ソガ隊員は比較的軽度な症状で済んだようだ。(両隊員については後述)
薬物をつかって人間を発狂させるあたり英国人の帝国政策と似ていると言えよう。
 「我々にとって君(ウルトラセブン)を倒すことは問題ではない。だが同じ宇宙人同士傷つけあうことは愚かなことだ」と大口を叩いたものの、セブンには簡単に負けてしまう。またウルトラホークⅠ号に宇宙船も撃破されてしまう。 

見どころ
真昼の銃撃戦

メトロン星人の宇宙ケシを吸引して幻覚症状を起こした青年が、市街地でライフルを乱射。
なんか、リアルだなぁ・・・。

アンヌの苗字が明らかに!
友里さんでした!

セブンの格闘経過
セブンの格闘史上屈指の名シーンと言える有名な見せ場。
夕陽をバックに互いに助走をしてすれ違う、まさに時代劇のようなシーン。
最期は飛行して逃亡を図るメトロン星人にアイスラッガーで撃破。
ゴドラ星人撃破とよく似ている。 

TDFの戦果

TDFの損害及び隊員の負傷者状況
フルハシ 
右大腿部にライフル弾を被弾。宇宙ケシによりこん睡状態に陥る。
ソガ 宇宙ケシによりこん睡状態に陥る。



宇宙囚人303 第7話

脚本:金城哲夫  特技監督:的場徹  監督:鈴木俊継

登場怪獣=キュラソ星人
 コスモポリタス第8惑星のキュラソ星から脱走(おそらくは脱獄)してきた。
するどい爪で人間の首を締め上げて殺害してしまう。またアンヌ隊員には催眠術をかけたりもした。
最期は無謀にも飛行途中のβ号のコックピット内で火炎を吐き、機内を炎上させてしまう。 

見どころ
宇宙時代の脱走劇
 
キュラソ星の犯罪者303号が宇宙に逃亡をはかり地球に飛来。
 クリント・イーストウッドのアルカトラズ刑務所の脱走とはスケールが違う!

キュラソ星+地球防衛軍+警視庁の合同捜査
 マナベ参謀がそう言ったものの、実際には捜査にキュラソ星人は参加していない。

再びアンヌが被害者に!
 キュラソ星の犯罪者にアンヌが捕らえられてしまい催眠術!?にかけられてしまう。

ウルトラホークⅠ号のα、β、γ号が空中ドッキング
 アンヌ隊員が囚われたまま発進したβ号を奪回すべく、α、γが追跡を開始。
 キリヤマ隊長のたぐい稀な操縦技術で最終ドッキングを終える。
 ダンの提案で空中ドッキングを敢行。見事アンヌ隊員の救出に成功する。
 ウルトラホークⅠ号が3体に分離して飛行するのは、第1話以来、2度目である。


セブンの格闘経過
 
炎上するβ号から脱出したのみで、格闘はせず。

TDFの戦果
ダン
 
キュラソ星製のスペースポニーを小型爆弾で爆破に成功 

TDFの損害及び隊員の負傷者状況
ウルトラホークⅠ号のβ号大破
 
キュラソ星人が機内で火炎を吐き、引火してしまう。やがて操縦不能となり墜落・炎上してしまった。

アンヌ隊員 キュラソ星人の催眠術にかかってしまう



ウルトラセブンの人気とは

 ウルトラセブンのブログを始めて、少々驚いております。
このブログでは第6話まで進んだ訳ですが、この
ウルトラセブンのブログは、
小生の前ブログ『ウルトラマンのブログ』の総アクセスを早くも上回ってしまっています。

 いろいろな統計や人気投票でもウルトラセブンは常に
トップランクの作品であったことは知っていたつもりでしたが、
こうしたカタチで実感するとは思ってもおりませんでした。

 今年はウルトラセブン生誕40周年の年ですが、今
のような人気はこうした事情によってではないと思う。
先月このブログにいたずらが起こったのも、セブン人気の裏返しとも思えますが、
改めてこの「ウルトラセブン」の魅力なり人気なりを実感します。

 先月はソガ隊員がご逝去されるという大変ショッキングで、
かつ悲しいできごとが起こりました。

 ダンやアンヌ、それに我らがキリヤマ隊長たちが属してしたTDF通称ウルトラ警備隊ですが、
この組織は歴代のウルトラ6兄弟とともに戦った戦闘部隊の中でも非常に珍しい組織でした。
 科学特捜隊MATTACZATにしても、
メンバーのなかに1人は三枚目の隊員がいるのですが、
TDFはそれに該当する隊員がいませんでした。
あの不協和音の多かったMATでさえも、上野隊員という三枚目がおりました。
 TDFにおいてはアマギ隊員もしくはソガ隊員のどちらかが
三枚目の役柄を演じるポジションにあったのかも知れませんが、
どちらも隊員も実に凛々しくありましたので、
三枚目の隊員が不在のまま、
とてもスマートな雰囲気のある戦闘部隊を形成していたように思う。
(フルハシ隊員が多少三枚目のキャラクターをつとめることがありましたが・・・)

 ともあれ、こうしたストイックでもなく、かつ和やか過ぎない特殊な雰囲気を帯びた
TDFを形成するにおいてソガ隊員の役割は非常に大きかったように思われる。

 近年ウルトラに出演されていた俳優の方々が次々と他界されてゆく。
科学特捜隊のムラマツキャップTDFのキリヤマ隊長MATの加藤伊吹両隊長
ZATの朝日奈隊長荒垣副隊長たちが去っていかれた。
現在もお元気であられるのはTACの竜五郎隊長だけである。
隊長を務められた世代の方たちの年齢を考えると無理もないことなのかも知れない。
 しかし、ソガ隊員の訃報を耳にして、
現在では隊員もそうした年齢にさしかかっておられるのだと感じた。

 ウルトラセブン生誕40周年とは、凛としていた若者が老齢の域にはいってゆくほど、
実に永い歴史の経過があったのだと考えさせられる。
それほど永い時間の中で衰えない人気をもち続けているウルトラセブン。
これからはそうした人気の要因がどこにあるかを考えながら、第49話まで進めてゆきたい。

 あと何話か進んでゆくと、小生の大好きなキングジョーが登場する



ダーク・ゾーン 第6話

脚本:若槻文三  特技監督:有川貞昌  監督:満田かずほ

登場怪獣=ペガッサ星人

地球人よりは高度な科学力をもっているであろう。故郷の星から非難し、宇宙空間に巨大な人工都市(人工と言って良いのか?)ペガッサシティを建設して、この中で完全自給自足の生活をしていた。ペガッサ星人曰く「水も空気も工場でつくって、自然のものは1つも受けていない」そうだ。
 今回はペガッサシティの「動力系統の重大な故障で」制御不能となり、地球と衝突の危機が生じた。
ペガッサシティ側は地球に80日間の軌道変更を要請してきた。
万一地球が軌道変更できない場合を想定して、その時は地球を破壊するために工作員を送り込んできた。
しかし、なぜかアンヌ隊員の部屋に潜伏してしまい、アンヌやダンと親交をもつようになる。 

見どころ
アンヌ隊員の部屋、初公開
 よりにもよってペガッサ星人が潜伏してしまう。コレ、ちょっとズルい気もするのだが・・・

巨大な都市ペガッサシティ
 地球の80万倍の規模の人工都市。都市内での完全自給自足生活を送っているらしい。
平和な民族なのだろうか、防衛組織はほとんど存在していないようだ。地球からの大型ロケットによってカンタンに破壊されてしまった。

マナベ参謀、非情なる決断
地球とペガッサシティの衝突が迫ると、地球存亡を懸けてペガッサシティの破壊を指令する。
 

セブンの格闘経過
 ペガッサ星人が送り込んだ強力爆弾を回収。空中で爆発させ地球の危機を救った。 

TDFの戦果
 大型ロケットによってペガッサシティを全滅させる

 TDFの損害及び隊員の負傷者状況
 
特に認められず



消された時間 第5話

脚本:菅野昭彦  特技監督-高野宏一  監督-円谷一

登場怪獣=ヴィラ星人
自称「全宇宙の征服者」。恐らくはハッタリであろう。その戦闘能力からして、強敵とはどうしても考えられない。
しかし、ある意味、「時間停止光線で捕らえ、時間の進行を止めておいて、(相手の)頭にヴィラ星人の心を植えつける」といった戦術を考えると、まんざらハッタリと言い切れないフシもある。
時間停止光線の他にも、煙幕を吹いたり、不可思議な光線で機械類(この場合、ユシマダイオード)に細工をしたりもする。
また心を植えつけ見方にしたスパイに対してはテレビのブラウン管を通してミッションを命令するヘンなクセがある。
 戦闘時は尻尾を曲げて相手に接近、一気に尻尾を伸す一種のキックのような攻撃もする。
唯一ウルトラセブンにクリーンヒットさせた攻撃手段であった。
 なお、ヴィラ星人の円盤群はクール星人の円盤群並みに弱小戦闘部隊で、ウルトラ警備隊に対抗できうる実力はなかった。ほとんどワンサイドの勝負で全滅している。 

見どころ
天才・ユシマ博士
年齢29歳。「地球の頭脳」の異名をもつ天才科学者。ユシマダイオードの発明者であり、博士号を5つも修得している。
通常は南極にある地球防衛軍科学センターで研究を進めているらしいが、TDF日本基地の遠距離レーダーの開発のために一時帰国する。アンヌ隊員に「ステキだわぁ~」と言われる。
葉巻を吸う。就寝時はちゃんとパジャマを着用している。
今回はヴィラ星人に地球侵略の工作員として利用された。
 後年、なぜか博士の職を辞して、テレビのワイドショーの解説者となってしまった。
「このA地点からB地点まで・・・」という独特の解説が、吉本興業所属の漫才コンビ「ザ・ぼんち」にマネをされて、一躍脚光を浴びた時期もあった。

無能な長官が登場
 第1話に続いて相変わらず仏頂面をして登場。レーダーの故障をいきなり不祥事と断じたり、前後の脈略もなく「フルハシ、ボデーガードとして何やっとったか!」と怒ったりする。
責任問題を論じるより、早く善後策を講じてもらいたいものだ。

 

フルハシ、博士の身辺警護に就く
 「ボデーガードみたいな仕事、オレ弱いんだよ…」とダンとアンヌにこぼす。

セブンの格闘経過
セブン、巨大化したヴィラ星人を巴投げ、もともと浮遊しているエイリアンなので投げられても宙に浮いたまま・・・
ヴィラ星人、エビの尻尾のような蹴りを炸裂。クリーンヒット、セブン吹っ飛ぶ。続いて時間停止光線を発射するも、セブンはバリヤーでこれを防ぐ。
セブン、手から光線を発射しヴィラ星人の動きを止めて、アイスラッガーで胴体を切断。

 第1話から、セブンの強さがきわだっている。
 

TDFの戦果
ヴィラ星人円盤群VSウルトラホーク1号、2号
ウルトラホーク1号
  ヴィラ星人の円盤を4機撃墜
ウルトラホーク3号  ヴィラ星人の円盤を3機撃墜
(ウルトラセブン)    母船を含む7機撃墜
TDFの圧倒的有利のうちに空中戦が終わる。

TDFの損害及び隊員の負傷者状況
ユシマ博士 ヴィラ星人に操られる。
基地内のレーダーが破損されてしまう。



マックス号応答せよ 第4話

脚本:山田正弘・金城哲夫  特技監督:有川貞昌  監督:満田かずほ

登場怪獣=ゴドラ星人
 人間大のサイズからセブンとほぼ同等のサイズにまで巨大化する。
ピット星人と同様にモロボシ・ダンがウルトラセブンであることを見抜いていた。
ロブスターの鋏のような手をしている。先端からは霧のようなものを噴出させたり、輪のような光線を発したりもする。
光線の殺傷能力はないようだが、一時的に人間にダメージを負わせることくらいはできるようだ。。
 用意周到な計画を立てて地球を侵略しようとしていた。その計画の第一歩として、ウルトラセブンとウルトラ警備隊を全滅させようとした。


見どころ
TDFの優れたヘルメットとユニホーム
 胸にあるボタンとヘルメットから伸びるチューブを接続すると、ヘルメット内に酸素(らしきもの)が供給されるのであろう。
宇宙遊泳中では有効に機能して、宇宙での隊員の活躍をサポートしていた。
タケナカ参謀の制服もTDFのユニホームも宇宙空間対応のスーパースーツなのだった! 

キレ者、タケナカ参謀
 マックス号の実質的指導者を務めたのがタケナカ参謀。ゴドラ星人にマックス号が占拠され、ウルトラセブンも地球で倒れた!というゴドラの言葉を見事にニセ情報だと見抜いた。
高級参謀には珍しいくらいデキる官僚である。
あれがもし無能なヤマオカ長官だったなら、
責任をどうとるか?解散だ!」くらいのたまっていただろう。あの長官はどんなに事態が切迫していようとも、いつもそんなようなことばかり言う悪いクセがある。
タケナカ参謀が指揮官でよかった・・・。

アンヌ、ダンにプレゼント!
 お守りとしてダンにアンヌからネックレスをプレゼントされる。
後にゴドラ星人がダンに化けた時も、ネックレスをしていないことで普通のダンでないことを感じ取る。

キリヤマのファインセーブ
 第2動力室の原子炉にゴドラの仕掛けた時限爆弾を間一髪のタイミングで爆発を防いだ。
慌てず冷静に信管を抜くあたり、さすが隊長っ!

悲劇のマックス号
 タケナカ参謀曰く「いかなるアクシデントにも耐えうるように、あらゆる科学の枢威を集めて造られている」新造原子力船である。
事実、宇宙空間でも室内の隊員たちは生存していた。
 しかし、占拠されてからタケナカ、アマギ、ソガ隊員を除く他の船員は抵抗したたため宇宙に放り出されてしまった。そのゴドラもセブンが持ってきた爆弾で船ごと爆破されてしまった。
このマックス号でどれだけの生命が失われたことか・・・

セブンの格闘経過
(巨大化してから)ゴドラ、空中から着地の際にセブンに強烈な踏みつけ攻撃。
調子にのって踏みつけを続けようとするが、セブンに足元を掬われ、あえなく転倒。

 格闘をあきらめ敵前逃亡を試みて飛び立つが、セブンのエメリウム光線で空中爆発。

TDFの戦果
特に認められず

ただし、マックス号内でフルハシ隊員がウルトラガンで狙撃したゴドラが気絶でなく、絶命したとするならば、フルハシ隊員にポイントを付与するべきであろう。
(フルハシ隊員)

TDFの損害及び隊員の負傷者状況
アマギ隊員 重症(地球防衛軍の高級官僚の台詞による)
タケナカ参謀フルハシソガ隊員 それぞれ軽度の酸欠 



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