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湖のひみつ 第3話

 

監督-野長瀬三摩地 脚本-金城哲夫 特技監督-高野宏一 

登場怪獣

ピット星人
地球侵略のためにダンからウルトラアイを盗みだしたり、エレキングを操ったり、TDF作戦室の通信機器を破壊したりした。
最大の罪はアンヌの首を絞めたこと!
エレキングがセブンに倒されると、円盤で地球から逃亡を図るものの、セブンのエメリウム光線で円盤ごと破壊されてしまった。

エレキング
ピット星人に飼育されていたのだろうか?地球に飛来した直後は人間の手のひらサイズであった。
その後、ピット星人の危機に際して操られて登場した時は巨大化していた。
三日月形の角(触角?)、口からは怪光線を発する。
大きく長い尻尾は相当な打撃力があり、敵に巻きつけて放電もする。
対ミクラス戦では、この電撃でミクラスに勝っている。

カプセル怪獣・ミクラス
闘牛に用いられるような牛型のカプセル怪獣。
対エレキング戦で地球デビュー。パワーが身上なのかも知れないが、詳細は不明。
対エレキング戦だけに関して言えば、ウィンダムよりは賢いと言えるかも知れない。
動きに不利な湖から、闘いの場を陸地に移しながらの格闘はお見事!と賞賛できよう。
不測のエレキングの電撃で破れてしまうものの、尻尾をつかんでの投げを打ったりと大善戦をした。

見どころ          
ウルトラホーク3号、初登場!
 
基地内のカタパルトから発進してすぐさま滝の流れを通過して上昇する。
 並みのパイロットでは事故となりそうな危険な発進で、そうとうな技量が求められるであろう。ホーク1号と同様に垂直離着陸が可能なようだ。

ピット星人、地球人の男性の本質を見抜く
 地球人の男性はカワイイ娘に弱いんだもの!図星なのだが。。。

セブンの格闘経過
ファーストコンタクト
セブン、エゲツない背後からの攻撃
エレキングの背後から飛来して、そのままフライング・ボディ・シザース・ドロップ気味に飛びかかる。
かなりキケンなセブンであった。
見よ!エレキングの首のブレを!
エレキングのスーツアクターがキケンではないか

首投げ、尻尾をつかんでのジャイアントスィング。エレキングの尻尾の攻撃もかわし、序盤は一方的なセブンのペースである。
ようやくセブンを尻尾で束縛することに成功したエレキング。
得意の電気ショックをセブンに放電。
・・・セブンにはまったく効果がなかった
セブン、エメリウム光線で、両方の角を破壊。
続いてアイスラッガーで尻尾、胴体、首を切断。
首からは大量の血液(体液?)が流出し、その後爆発。
ほぼ一方的なセブンの勝利であった。


TDFの戦果
特に見出せず

TDFの損害及び隊員の負傷者状況
ウルトラホーク1号 中破
 
エレキングの怪光線を後部に被弾してしまい、緊急着陸。

ウルトラホーク2号 ジャックされる

TDF作戦室 通信機器等が破壊される

ダン フルハシ両隊員
 
ピット星人のガスで一時的に気絶する。

アンヌ隊員
 
ピット星人に首を絞められ失神する。
 

 



緑の恐怖 第2話

監督-野長瀬三摩地 脚本-金城哲夫 特技監督-高野宏一 

登場怪獣=ワイアール星人

地球人に化けることができ、人間大の大きさから40メートル級にまで
巨大化することができる。
ただし、人間に化けているにはひどく苦痛を伴うようで、長時間の変異は
難しいらしい。
最後は小田急ロマンスカーの中で本来の姿に戻ってしまった。
 外見的には、「ウルトラマン」に登場した〝グリーンモンス〟や〝ケロニア〟
のように植物を連想させるようなスタイルである。


見どころ
ダン、早くもウルトラの超能力を発揮
 石黒邸の庭先に放置してあった金属的な鉱物!?の透視を試みる。
 ワイアール星のチルソナイト808で残念ながら透視はできなかったが…。


地球防衛軍の石黒隊員、ワイアール星人に憑依される
 恐らく地球に帰還する途中にワイアール星人に憑依されたのだろう。
 正確には憑依されたというよりも、似たようなクローンをつくるため
 チルソナイト808の中に隔離されてしまった。

美しい石黒夫人
 とにかく美しいミツコ婦人。宇宙ステーションから帰還した旦那がワイアール星人にあやつられた植物的な造詣の化け物になってしまっていて、小田急ロマンスカーの中で襲われてしまう。

タケナカ参謀
 まあ、とにかく無能揃いの高級官僚の中にあって、とりあえず無難な判断ができる官僚である。第4話でも多少の活躍をする。

赤い巨大ヒーロー、セブンと命名されていた
一週間前、人類の前に姿を初めて見せたが、早くも〝ウルトラセブン〟と命名されていたようだ。ワイアール星人との格闘中にアンヌが「ウルトラセブン、頑張って」と叫んだことでもわかる。

セブンの格闘経過
 ワイアール星人 無数の菌糸のような光線をセブンに浴びせる
 セブン アウトレンジからアイスラッガーで胴体を2つに斬り、エメリウム光線で爆破。
 格闘が短かったため、ワイアール星人の格闘能力は解析できず。

TDFの戦果
特に見出せず

TDFの損害及び隊員の負傷者状況
特に見出せず

番組からの注意です
 事件は終わった。だが、宇宙からの侵略が終わった訳ではない。
 あの鉛色の物体がいつあなたの庭に落ちてくるかも知れない。
 明朝、目が覚めれば、まず庭をご覧下さい。



当ブログからのお願い

 当ブログからのお知らせ

 1つ前のブログの話題に関して、実に残念なことがございました。

当ブログのURLを語り、他のブログにコメントをされている方がおりました。

個人的な趣味の延長に過ぎない当ブログにも関わらず、別日付のコメント欄にコメントが何通も寄せられておりました。コメントの内容からいろいろと辿ってゆくと、他のブログに当ブログのURLを語ったコメントが出されていたことを発見しました。

 当ブログは昨日のような悲しい話題の場合など、トラックバックやコメントをご遠慮いただく考えですが、通常その他の内容に関してはコメントとトラックバックは公序良俗に反しない内容ならば受け入れてまいりました。
そして、コメント・トラックバックは受け付けても、当ブログからコメントやトラックバックを発信することはこれまでもありませんでしたし、今後も一切考えておりません(前作のブログように度々コメント・トラックバックを発信していただけた方に返信の意味でお返事することは稀に出てくるとは思いますが)。
いただいたコメントに対しては当ブログの中で当方からコメントというスタイルでお返事するスタンスをとっております。

 昨日のブログに関しては、ただ氏の御冥福を想うが主旨で、あえて事件の内容及び経過などを掲載致しませんでしたし、今後もそうした考えはありません。それは当ブログの目的でもなければ、当ブログの主旨ではないからです。そうした考えから昨日のような悲しい話題に関しては当ブログはコメント・トラックバックをご遠慮いただいていた次第です。また同様に当ブログからコメント・トラックバックを行っておりませんでした。

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  • 当ブログのURLを語った人物が書き込みを行ったブログを確認できたのは、現在1件だけでございます。他にもこうした行為があって発見された場合は当ブログにご一報いただけると幸いです。
  • 当ブログ の左ペインには他ブログの紹介を掲載しておりますが、今後もこうした悪質な行為が続いてしまうと、先方のブログやHPにご迷惑がかかってしまうので、削除せざるを得ないことになってしまうこともあります。
  • 当ブログのURLを語った人物が書き込みを行ったブログで、当ブログのスタンスをコメントとして投稿も考えましたが、それは先方のコメント欄を荒らしてしまう結果になりかねず、また二次的三次的な誤解や迷惑を招く恐れも予想されます。ですから、こうした悪質な行為に対しての当ブログの見解はこちらで発表させていただいた次第です。


 独り言

 非常に不快極まる虚偽行為をされた訳で、なんか釈然としない。
問題のコメントが残った先方のブログは、実は小生も月に何度かは閲覧していたブログだった。
小生のブログに抗議のコメント(身に覚えのないコメントであったため現在は削除済み)が寄せられた。その内容を辿ってみた。
すると、自分のブログのURLと共に自分が投稿したはずもないコメントが掲載されていて、驚いた。
「初めてコメントします・・・」(おいおいっ!)
などと書き込んであった。
なんとなくいたずらやいやがらせのような空気を感じて、すごく嫌やな思いが込み上げてきた。
コメントをしたければ自分のニックネームやハンドルネームを使うべきで、なんでこのブログのURLを使うのか?なんだかもっと込入った複雑ないたづらを他でもされているのではないか?さらには実社会で小生と交流があり、小生がこのブログを書いていることを知っている仲間がやったのではないかと一時(いっとき)疑いの気持ちを抱いてしまったほど。

 書き込まれたブログは先ほども書いたように小生も月に数回閲覧しているブログで愛読者の1人。
今後のずっと存続していってもらいたいブログで、小生なりに応援をしている。
だからこそ、このブログのペインスペースにも紹介している。
「先方のブログ」などと解りにくい表現で書いているのも、あのブログにこれ以上つまらないやりとりが起きてもらいたくないからなのだ。
本心を言えば、虚偽のコメントからできるだけ近い位置に「ふざけるな!勝手に人のブログのURLを使うな!」また「URLが表示されていますが、当ブログはあのコメントに一切関わりがありません」くらい書きたかった。
けれど、それはそれでまたつまらないやり取りが発生してしまうような気がして我慢した。

 小生はあの先方のブログが愛読ブログ(2週間に1度くらいしかチェックしてないけれど・・・)、ウルトラファンにとっては「貴重な分化財産!」であると考えている。

そりゃそうだろう。過去には撮影秘話やあのブログでしか知ることができなかったエピソードが書かれているうえ、今後もあのブログならではの貴重に情報が見られるであろうから。

それが、よりによってあのブログに虚偽のコメントをされたのが、しごく残念だった。
されてみて初めて感じたのだが、イチバンして欲しくないブログにイチバンして欲しくない行為をされたのだった。

これからはアクセス解析のツールなども考えないとならないかな?と考えてみた。でも、まあそれを設置したところで1つの抑止力にはなっても、防止できる訳でもないし。

虚偽のコメントをした人物が誰だかわからず、その意図や手段も解らないだけに、釈然としない気分でいっぱいだ。

あちらの貴重なブログからジャンプされてきた訪問者の方で、疑問に感じられた方々、これまで書いてきたような事情です。
当ブログに抗議のコメントを寄せられてもまったく構わない。
すべてに目を通し、今後の参考にする所存だ。
しかしコメントがブログ上に反映されるかどうかは保障の限りではない。
また先方のブログの管理者に対して失礼ではないのか?というコメントが何通かあり、その他諸々のコメントの代表的な内容だったので、ここで合わせてお応えする。

あのようなコメントに対して、先方のブログ管理者に対して失礼かどうかは、小生が答える立場ではないこと。
小生が言えることは、このブログのURLを勝手に流用しないでもらいたいと申し述べるだけ。
だから、他の方々のコメント投稿に対して、失礼ではないか?と意見を求められてもお答えのしようがない。 
今後同様のコメントをいただいても、この一文で小生の回答とさせていただく。

 最後に、いたずらされたり、抗議のコメントの元となった記事について。

 今回のあのようないたましいニュースに関して自分のブログはコメントもトラックバックも受け付けなかったのは、あのニュースに関して氏のご冥福を祈念するだけで、それに対して追及はもちろん誰とも議論もしたくなかったからだった。
虚偽のコメントをした人物ももちろん、当ブログに抗議コメントを装ってしっかりと自分のHPやブログリンクを貼っている方々もおられた。
あまりにも自分のブログの考えとはかけ離れていたので、当方の判断で削除させていただいた。

 くどくて恐縮だが、今後こうした行為はしないでいただきたい。

 



ソガ隊員(阿知波信介様)、お疲れ様でした。

 元・ウルトラ警備隊のソガ隊員(阿知波信介氏)が、去る4日に御他界されました。

謹んでご冥福をお祈り致します。

ソガ隊員、私たちが子供の頃、たくさん勇気をいただきました。

ありがとうございました。

なお、今回のブログに関してはコメント及びトラックバックをご遠慮いただいております。


2007-05-07 18:25  コメント(0) 

姿なき挑戦者 第1話

 

登場怪獣=宇宙狩人クール星人

かなり用意周到に地球侵略を画策していたフシがある。地球人類を「昆虫」程度の生物と見下しているものの、無作為に選び出した人間を拉致監禁して人質かわりにする姑息な一面もある。また保護色の宇宙船から京浜工業地帯を空爆したりした。高度な文明の星の住人らしいのだが、戦闘能力は著しく乏しい。宇宙ハンターだとか宇宙狩人とかサブネームがついているが、本当に狩ができるかどうかは不明。

小型円盤でカプセル怪獣ウィンダムを撃破に成功している。最後は抵抗するチャンスさえないまま、アイスラッガーによって切断死してしまう。

前作、ウルトラマンの初回は科特隊隊員の紹介を逃してしまったため、ついに最後まで隊員の正式なイントロダクションがなかった。そのため、ウルトラセブンでは初回にキッチリと隊員の紹介をしている。以下はナレーションから。 

キリヤマ隊長 年齢38歳 隊歴16年 東京都出身   ウルトラマンの第31話で登場した植物学の権威、二宮博士にそっくりなのだが、キリヤマ隊長は隊暦16年ということだから、恐らく他人の空似か小生の思い違いなのだろう・・・。しつこいが、ご実家は酒屋さんである・・・

ソガ隊員    年齢25歳  隊暦3年    九州出身   後年ウルトラ警備隊を恐らく除隊したのだろう。後に芸能プロダクションを興し、女優多岐川裕美とご結婚されたようだ。離婚後はどうされているかは不明。

フルハシ隊員 年齢29歳 隊暦7年  北海道出身 地球防衛軍きっての怪力の持ち主  小生にはフルハシ隊員がどうしても科特隊のアラシ隊員に似ているとしか思えないのだが・・・。除隊後は某ラジオ局の人気コーナーのパーソナリティーを務め、高齢の人々に毒舌をあびせる毎日を過ごしている。

アマギ隊員    年齢24歳 隊暦2年  名古屋出身 名プランナー  この方がファンにとって一番心配な存在である。詳しく知りたい方はネットでお調べ下さい。あまり人の不運については書きたくないのです・・・。

アンヌ隊員  年齢ぃや、こりゃ失礼! 隊暦2年 東京都出身 ウルトラ警備隊の紅一点。  ウルトラ警備隊の中でも、もしかすると最も息の長い人気を保ち続けている方かも知れない。隊員時代は幼少の男の子を喜ばせた存在だったが、除隊後は成人の男性を喜ばせる存在へと変わられた。ウルトラシリーズ不世出のヒロインとも言うべきか。いまもってその人気は健在であられる。彼女のブログは人気があり、アクセスも多いようだ。小生の愛読者の一人。

モロボシ・ダン  ヤマオカ長官の後押しがあったのだろうか見事TDFウルトラ警備隊に入隊。これでダンも「風来坊」から安定した職につけたことになる。

 

見どころ

豪華な出演陣!

シリーズの初回を飾るにふさわしく、防衛軍のお偉方が勢ぞろいしている。ウルトラマン時代から幕僚長だとか長官だとか役職名はコロコロ変わるが、仏頂面で登場してくるヤマオカさん。特にMAT時代にはほとほと無能な上官ぶりを発揮するのだが(この辺り、この上官は本当は有能だったのでは?という見解もある)、小生が思うに、自称“ただの風来坊”であったモロボシ・ダンをウルトラ警備隊に抜擢したのが唯一の功績だったように思う。退官後は、長官時代に築いた人脈を活かしたのかビジネス界で精力的な活躍をし、芸能プロダクションの取締役や自動車販売も手がけた。本当は有能だったと言わざるを得ない・・・。

そう言えば、科特隊をよくサポートされておられたイワモト博士にそっくりなヤナガワ参謀もいた。無能揃いの幹部たちの中でタケナカ参謀は多少と言っては失礼だが、ちょっとはまともな頭脳をもった人間もいた。タケナカ参謀については「マックス号応答せよ」で言及予定。

京浜工業地帯空爆シーン

 シリーズ初回だけあってセットが豪華である。初代マンのぺスターが暴れたコンビナート施設よりも規模がおおきいのではないだろうか?

万能警備車両!?ポインター

ウルトラ警備隊のシンボル、ポインター!英国のMI5が次々と開発したボンドカーをはるかに上回る装備と性能を発揮する。回を追ってゆくごとに、その優れた性能を堪能できると思う。ただしベースの車両は米国のクライスラー製。今回はクール星人の光線を弾き返すバリヤーや、岩石を吹っ飛ばすレーザー砲が披露された。

ウルトラホークⅠ号

空中で滑空中にα号、β号、γ号に分離でき、また飛行中に合体できる大型戦闘機。発進前、基地内に流れる誘導アナウンスが英語で「フォースゲート オープン」。意味などわからない子供たちでさえ、なんだかすごい兵器なのだろうとゾクゾク感じた覚えがある。

ウルトラ警備隊では主力戦闘機なのだが、初回から撃墜される憂き目に遭ってしまう。

カプセル怪獣・ウィンダム

ダンが隠し持っているカプセル怪獣の中でも個人的には最も好きなカプセル怪獣。若干、バカっぽいのだが、そのやられぶりがちょっとシュールで、哀れみを感じたりもする。


ウルトラセブンの格闘経過

アイスラッガーで呆気なく決着がついてしまう。クール星人、頭部を切断され絶命。ウルトラセブンの鮮烈な地球上でのデビュー戦だった!


TDFの戦果

ウィンダム×2

TDFではないのだが、ウィンタ゜ムが小型の円盤戦闘機を2機撃墜する。


TDFの損害及び隊員の負傷者状況

ソガ隊員・フルハシ隊員 それぞれ手と脚に軽症を負う 



ウルトラセブン

 ウルトラシリーズの第2作目がウルトラセブン。歴代のウルトラシリーズの中でも最高傑作と賞賛する声が多い。

またウルトラセブンは人気でも常にトップグループに位置している。

現代の30~40代の男性の中には「セブン」という名詞を聞くだけで、数字の「7」よりも先にM-78星雲のウルトラセブンを先に連想してしまう人が少なくないほどである。

 この現象は、ある意味王貞治や長島茂雄の人気に匹敵あるいはそれを凌駕しているとも言えよう。「1」で王貞治、「3」で長島茂雄を最初に連想する人々がどれほど現代に残っているか、実際に調べてみないとわからないが、とにかく放映終了後も長く人気を保ち続けているヒーローと言えよう。

 前作『ウルトラマンのブログ』でも触れた通り、私は「ウルトラセブン」放映時にリアルタイムで親しんでいた世代ではない。その後に繰り返し放映された再放送組の1人。

しかし、人気番組故に、私たちの世代は「刷り込み」に近いほど何度もウルトラセブンに触れる機会に恵まれた。今日のように、家庭用DVDはおろかVHSも普及していなかった当時は、それこそ1回1回すごい集中力をもってテレビを観ていた思い出がある。

 またその当時、東京に住んでいた私の周囲は公害がひどかった。大田区に住む親戚の家の前に澱んでいたドブがあった。常に工場からの廃液やらオイルが浮かんでいて、ギラギラと異様な光を放っていたものだ。そんな汚い汚水でも太陽光の角度によっては七色に変化していた。そのドブの光景が何故か私にはウルトラセブンのOPの背景画を連想してしまうクセがあった。             だから、本来汚いドブなのだが、ウルトラセブンのOPを思い出し、なんとなく心がウキウキしていた。それは初代ウルトラマンにも共通していたのだが・・・。

 前作となる初代ウルトラマンとはストーリーのコンセプトからしてまったく違ったものとなっており、凶暴な怪獣の破壊シーンよりも、ミステリアスな宇宙人(セブンの中では、○○星人と呼ばれることが多い)との戦いがメインで、趣きがことなっていたところも思い出深い。

 そしてなによりも、当時私の暮らしていた家から歩いて20秒もかからない場所に、ある酒屋さんがあった。

その酒屋さんの屋号は中山酒店。

ピンとくる方はもうおわかりだろう。

当然近所の子供たちから、絶大な人気と信頼と尊敬と、そして自分たちを守ってくれているという安心感を与えてくれる「偉い人」という畏敬の念をもたれていた。そんな注目の的だった方のご実家が近くにあったのだ。

もちろん、当時から、そのお方はコチラのお店には住んでおらず、実家にお帰りになられた際にしか目撃することができず、私も何度かあっただけなのだが・・・。

そんな時は近所の子供たちはパニックに近い騒ぎを起こした。

「おい、隊長がきてるーーっ」  「握手しに行こう」

ということで、中山酒店に三ツ矢サイダーを買いにいって、「握手してください!」とお店で頼むと、奥から隊長がイヤな顔をせずに店に出てきて握手をしてくれた。

そんな英雄が近所に住んでいたものだから、私の実家の近所ではウルトラ六兄弟の中でも「ウルトラセブン」が圧倒的に人気があった。あえて、住所は公開しないけれど、心ある訪問者の方々は、もし場所がわかったならば、店先で騒がずただ黙ってビールの1本でも購入していただきたい。

それが隊長に対しての供養になると思うから・・・。

 リアルタイム世代ではないにしろ、私にとっても「ウルトラセブン」は大変思い出深い作品である。

   ウルトラセブンのブログについて

 こちらのブログは小生の前作『ウルトラマンのブログ』を踏襲したシリーズとなっています。

ウルトラマン、ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマン、ウルトラマンエース、ウルトラマンタロウとか自分の記憶や思い出を整理しておきたい私的なブログです。
ウルトラマンレオは少しだけ触れるかも知れません。
怪獣やウルトラマンのデータなどは書籍等に頼ることなく、可能な限りテレビ放映されたものに準拠しています。
初代のウルトラマンは初代または初代マン、「帰ってきたウルトラマン」は新マンと表記することにしています。ウルトラマンに心をときめかせていた当時「ジャック」という呼び方をした思い出はないためです。
なお、劇中の役柄と俳優自身の足跡が混同して書いてある部分がたくさんありますので、どうかくれぐれもこのブログの内容を鵜呑みになさらないようお願い申し上げます。
 また、当時の時代背景と今日の時代背景に相当の違いが出ているため番組の中で今日では所謂「放送禁止用語」が何度か登場していますが、本ブログはテレビ版を準拠して書きとめているため、また作品の時代背景も含めた内容にしたいので敢えて当時の表現を採用することもあります。
当ブログは第49話「史上最大の侵略」を掲載後に、日付を書き換えて1から49話の順に掲載順列を変更致します。

   ブログ中の項目について

見どころについて
 見どころと言うよりも自分が気に入ったシーンに焦点を当ててピックアップしております。従って、人によってはまったく見どころとは思えないシーンであることも予想されます。
また逆に私がここでピックアップしていないにもかかわらず、多くの方々が注目されているシーンもあることでしょう。
あらかじめご了承下さい。


ウルトラセブンの格闘経過について
 モロボシ・ダン隊員がウルトラアイによって変身してから宇宙へ戻るまでのすべてのアクションを網羅している訳ではありません。
 主だった格闘上のアクションや決定的なポイントのみを押さえて記述しております。


TDFの戦果について
 の数によって5段階評価をしております。この評価にあたってはまったくの主観であり、人によって見解は違ってくると思われます。
しかし、おおよその目安については、ちょっとした規準を自分なりに設けましたので、説明致します。

怪獣または敵対する異星人に対して小規模なダメージを負わせた場合


怪獣または敵対する異星人に対して中規模なダメージを負わせた場合、または行動にある程度の抑制効果を与えた場合。柔道で言うところの「有効」や「効果」に相当する。


怪獣または敵対する異星人に対して深刻なダメージを負わせた場合、または行動に重大な抑制効果を与えた場合。柔道で言うところの「技あり」に相当する。
このブログでは特に眼に攻撃を加え失明させた場合は、このレベル3を適用しています。


レベル3とレベル5の間に設けたグレードで、このブログでは適用例はありません。

怪獣または敵対する異星人に対し絶命または戦闘不能・回復不能にした場合、または操作・操縦する乗り物を撃墜・大破させた場合に適用します。

*の個人戦績加算方法
 複数人の共同攻撃によって戦績を挙げた場合は、3人にそれぞれ加算しております。
例えば初代ウルトラマンの第37話のように3人でテレスドンを絶命させた場合、レベル5を三等分するのではなく、それぞれにを加算するようにしております。
この算定方法を用いるとレベル5と登場怪獣の数に不一致が出てまいります。
しかし、こちらのブログでは怪獣の体数よりも、TDFおよび隊員を評価する方を優先致しますので、この算出方法を採用しております。
 また、モロボシ・ダン隊員については変身前のヒト科の時点での戦果を加算。ウルトラセブン変身後は加算対象としておりません。

科学特捜隊の損害及び隊員の負傷者状況
 画面で確認できる範囲内でピックアップしております。また負傷の程度も画面や隊員たちの証言を元に判定しています。
しかし、モロボシ・ダン隊員だけはその非常に特殊な(地球でただ一人)体質を有しておりますので、判断・判定は個人的主観と類推が多分に含まれております。 



このブログの開設

兄弟ブログ「ウルトラマンのブログ」がある程度進行した時点で本ブログは開始となります。
まだこちらのブログは使い方もなんにも知りません。
ただブログのスキンデザインに惹かれて突然「ウルトラセブンのブログ」開設の運びとなったのです。
 ただ今〝ウルトラマンのブログ〟を進行させております。
こちらのブログはしばらくお待ち下さい。



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